私はお人好し、すぐ騙される、なんでもかんでも直ぐ信じて裏切られても、またすぐ騙される、人はこれをお人好しと呼ぶのでしょう、幸いすぐに騙される割にはすぐ見抜く力をもっているようで、騙され続ける事はあまりありません。神様はよくしたものですね、

昔、ユダヤの育児法という本を読みました。 いろいろ書いてあったのですが、どうも記憶に残っているのは、簡単に騙されない心を育てる方法でした。 簡単な事でしたが、私には実行出来ませんでした。やり方と言うのは子供の前で大きく手をひろげ、にっこり笑う、そして、こどもが胸に飛び込んでこようとした時にサッとかわしします。当然、子供はコケる 2度、3度やるともう子供は騙されなくなるそうです。 親でさえ信じてはいけない事を教えるそうです。 ユダヤ人は迫害の歴史を持った人種ですから、理解は出来ますが、私は息子に信じる心をはぐくんであげたいと思いました。( そーか、だからうちは貧乏なんだね、)ユダヤの富豪はうらやましいけど、騙されても、騙されても人を信じてあげられる方が幸せな人生が送れるような気がしないでもない?

そのわりには息子は慎重派であまり簡単には騙されない、 先日から私ダイエットを始めたんです。 またすぐに宣伝につられて

無駄遣いをしたのですが、効果の程はまだ未定、そしたら息子「無駄な抵抗はやめろー! 君は脂肪に包囲されている!」????


また明日

今日は、今年の3月ボーリングのプロ試験を落っこちてから、うちの息子が今何をしているのかお話しましょうか、ナント!毎日、朝7時に起きて父親とふたりで、近所のゴルフ場をひとまわり走って来ます。朝ごはんを食べて、コンピューターでゲーム遊び、

午後ボーリング場で一汗かいて、夕方から昼寝して、夜はコンピューターで、為替遊び、親の苦労も知らないで、毎日優雅に暮らしています。なんて言ってはいけませんね、来年のプロ試験に向けて彼なりに頑張っているんですから、来年こそ、頑張って夢を叶えてほしいな、なんて思っています。 さて、我が子と言えども体も大きくなるとうっとおしい時もあるんですよ、コンピューターの前にすわるともう、テコでも動かない、やれ、お茶だの、お腹が空いただの、お風呂を沸かせだの、もう亭主がふたりいるみたいです。「私はあんたたちの奴隷じゃない!!」と時々ヒステリーを起こすとふたりで必死にフォローします。「おかあさんが怒ってる!」そうです私だってたまには怒ります。「調子こいてんじゃないよ!」 あ、いけない今日は優しさについて書こうと思っていたのだ、すみません、 そんな息子ですが、時々見せる優しさは私の心を暖かくしてくれます。 優しさを育てるには犬や猫を飼うと良いそうな、うちでは猫を飼っていました。息子はとても可愛がっていたのですが、病気で死んでしまったのです。死と言うものを通して命の大切さや、弱いものをいたわる優しさを学んだのではないかな?って思っています。 友人の話ですが、二人目の子供が生まれる前に子猫を飼ったそうです。子供と一緒にとても可愛がって世話をしたら、弟が生まれた時、長男が生まれたばかりの弟を猫みたいに可愛がったそうです。私はひとりしか育てていないので、ふたり、三人を育てる苦労は知らないのですが、なかなか使える方法のようですよ。

まだ、生後6ヶ月でベビースイミングで失敗した後なので、8ヶ月くらいの時でしたか、親子スペイン語教室へ通いました。

別にスペイン語が習いたかった訳ではないのですが、赤ちゃん連れで出来る語学教室がここしかなかったのです。実はその前に

あの今でこそ有名になった駅前留学のノバが初めて東京進出して来た時(大阪が始まりみたいでしたが、)まだ名もない英会話教室だったので、マネージャーは、子連れで通う事を大歓迎してくれました。まだ先生も生徒も1対1(生徒がいなかったのです)で、授業の後はサロンでおしゃべり、なかなか楽しかったのですが、1ヶ月もすると、だんだん生徒が増えてきて、儲かりだしたのでしょう、今度は手の平を返したようにマネージャーからきつい言葉で追い出されました。半年分払い込んだ授業料もなんのお詫びも無く払い戻されて非常に腹が立ちましたけど。そこで、今度はミニコミ誌で見つけた親子スペイン語教室、そうです。私には何のポリシイもなかったんです。ただ、親子で出かける用事が必要だったのかな? 私の他に赤ちゃん連れのお母さんがふたり、先生にも小さなお子さんがいて、スペイン語教室と言うより、新米ママの集いみたいで、すごく楽しかった。 私はいつも息子を連れ歩いていて、あまり近所の公園で遊ばせたりしていなかったので、近所のお母さん達と知り合う機会がなかったのですが、

それはそれで良かったかな?なんて思いますよ。子供を自慢して張り合うのって嫌ですものね、それより同じ趣味のお母さんとお話した方がずーと楽しい育児が出来るんじゃないかななんて思います。まだ1歳未満の時はママも自分中心でいいんです。10ヶ月もおなかの中で面倒みてきたんですから、1年目までは赤ちゃんは私のおまけくらいの気持ちで自分をとりもどす工夫をしてみましょう、きらきらしたお母さんでいてください。 また明日。

子供が生まれて、3ヶ月目、私たちの放浪癖が始まりました。3ヶ月間は外に連れ出してはいけないとお産婆さんからきつく言われていたので、我慢、我慢、まだ生まれたての赤ちゃんは抵抗力がないので、3ヶ月間は人ごみに出すのはやめた方がいいと言うことのようでした。でも、ここ英国では生まれて1週間くらいの赤ちゃんを平気で連れて買い物をしているカップルをよく目にするんですよ。 考えてみたら悲劇のプリンセスダイアナも出産後すぐにマスコミに出てましたっけ、お国柄と言うかなんと言うか判りませんが、私はお産婆さんの言う事を聞いてしっかり3ヶ月は外に出しませんでした。その反動で、3ヶ月目からは家に居た事がない、毎日毎日息子を抱っこして、いろんなところへ行きました。当時はおんぶが主流で、おんぶの紐は売っていても抱っこ紐はありませんでした。 でも、私はどうしてもおんぶが危険に思えてならなかったのです。 だから、いつもおんぶ紐を前にして抱っこ。 まだ3ヶ月の赤ちゃんは寝てばかりでしたが、抱っこしたまま、喫茶店に入ってコーヒーを飲んだり、外の景色を見せながら沢山話しかけました。 時々笑顔を見せてくれたり、すやすやの可愛い寝顔が本当にいとおしいと思えますよ。 息子は1年3ヶ月まで歩かなかったので、ほとんど1年間、抱っこで通しました。「抱き癖がつくから」なんて良く言われましたが、私は抱き癖がつくくらい抱っこしてあげようと思っていたのに、抱き癖はつかなかったような気がします。1年間はママとのスキンシップが大事。 何もわからないんじゃないんです。1年目の脳はスポンジみたいに何でも吸収しちゃうので、しっかりママの腕の中で守ってあげてネ、 最近、日本ではどうなんでしょう、こちらで時々見かけるのですが、赤ちゃんを前向きに抱っこしているのです。おもしろいしあんまり可愛いので、ついにんまりしてしまうのですが、ママの胸の中に顔をうずめられる安心感は赤ちゃんにとって最高のものなんじゃないかな?なんて思ってしまいます。 主人のつけたあだ名が抱っこゼミ、義母は皮肉を込めて「宅急便」(ドアからドア)ですって、気にしません!! 私の可愛いちゃんですから、1歳くらいの時どうしてました?と読者の方からのメールで思い出してみました。 そういえば掛け算の九九を子守唄にしてたかな? また明日

物事にはどんなものにも悪い面と良い面がある。だから良い面だけを見て笑って暮らすか、悪い面をみて嘆いて暮らすかは自分次第なんですって、子供が生まれて大変だつらい、苦しいと思っていたら育児は本当に辛いし、嫌だし、ノイローゼにもなっちゃう! でも、可愛い、いとしい、って思ったらその方が断然、楽しい!! 

まわりの目なんて気にしない、可愛い、可愛いって育ててあげると、躾けは自然について来るもの、良いママにならなければなんて自分を縛りつけたら、本当に苦しいですよ、 私、最近、「ラッキー探し」なんて始めたんです。 何でもいいから口に出して「ラッキー」って言うんです。 道路を渡ろうと思ったら、信号が青に変わった、「ラッキー!」 わっ、今日はお天気だ!洗濯出来ぞ、「ラッキー!」 ってね、そう思って良い面を探して「ラッキー」って言うと、ほら、気がつきませんか? 今までツイてない事はいっぱい気がついていたけど、ラッキーだった事って案外気がついていなかったんだって思いますよ、数えてみるとラッキーの数の方がずーっと多かったんです。 私って、結構、運が良いみたいって思えてきちゃうから不思議! 皆さんもやってみてください。


先日、風邪をひきました。

ちょっと熱っぽいけど寝込むほどではなかったのです。夕食の片付けを終えて、薬を飲んで、少し早めにベットに引き上げました。 1時間くらい、うとうとしていたら、息子が熱い紅茶を入れて持ってきてくれました。自分でお茶なんか入れた事もないのに、 たった一杯の紅茶でもすごくうれしくて、たまに風邪ひくのもラッキーだななんて思ってしまいました。

また明日

ジュニアのプロ試験残念!ダメでした。最終最後の日に大コケ、コケ、コケ

まあ仕方がないかな、でもよく戦いました。

考えてみればプロ試験って、大学の入試のようなものですね。入試をひかえた親の気持ちわかってしまいました。イギリスって、毎日の勉強の積み重ねが評価となって推薦入学ですから高校、大学と入学試験と言うものがないんですよ。 今回のプロ試験、結果はダメでしたが、本当に良く戦ったと思います。また来年に向けて前進あるのみ、帰ってきたらうんと褒めてあげます。でも正直言うと本当はなんて慰めてあげようかと悩んでいたのですが、試験が終わってからすぐ息子から短いメールが届きました、「合格は出来なかったけど自分で納得のいくボーリングが出来たと思う、まだまだプロになれるだけの実力がなかったと言う事だから仕方がない、来年こそ頑張るからね」と逆に慰められてしまいました。私よりずーと大人なんだとなんか複雑な気持ちです。トンビが鷹? 私は成績表に一喜一様の毎日でしたが、主人はもっと冷静だったようです。「もちろん合格出来たらうれしかったけど、今プロになってもやって行かれなかったと思う。」とのたまわる。確かに息子が実際本格的にボーリングをはじめたのは大学を卒業した昨年9月から、約半年でここまで出来たと言う事は本当に才能があるのかも知れません。(単なる親ばかでもなさそう?)主人曰く「今のあいつは幾度の試練を潜り抜けたプロ達の中に入ったらつぶれてしまう。才能だけではやっていけないよ、プロの世界はそんなに甘くない、あいつはまだ光ってないよ、プロのオーラが感じられない」 ふ~ん、なるほどそうかも知れないと納得。まがりなりにもプロとして音楽の世界に生きている主人、そんな父親が息子を見る目ってすごい、来年は本当に頑張ってほしいな、名実ともにプロになれるように、また明日

私も主人もどちらかと言えば派手好きですが、息子は誰に似たのか派手なものは好まないのです。オーストラリアへ旅行に行ったとき海水パンツを買う事になったのですが、主人は赤と黄色の縞々の結構派手なものを選び、息子は紺色で白のワンポイントが入った目立たない物を選ぶのです。普段から服装も持ち物もまったくこだわりません。靴も穴があいて雨が漏るまで欲しがらない。タバコは吸わないお酒は飲まない、無駄遣いは全くしない、茶髪もピアスもかわいいのに、これが、わが子とは思えないほど品行方正です。かと言ってケチって訳でもない。物やお金に対する執着心と言うものがまるでないのです。お金がかからないから良いようなものでしょうが、若いんだからもうちょっと色気があってもいいんじゃないかと思うのは身勝手な親の言い分でしょうか。恋でもすれば少しは変わるかなとちょっとは期待しているのですが、イギリスの女の子は怖いから嫌だと言うので、当分恋人も出来そうもない、でもそんな息子でもひとつのこだわりがあったのです。なぜか長髪にこだわっていたのです。いつの頃からか私もハッキリ覚えていないのですが、思えばずーっと長髪にしていました。ひとつくらいこだわりを持つのもいいかなと思っていたので私は好ましく思っていました。でも日本に帰るとおじいちゃん、おばあちゃん、おじさんおばさん、友達に至るまでみんなに言われていたようでしたが、それでも切らずにずっと伸ばしていたのです。ところが今回、とうとう切りました。と言うより切らされたのです。ボーリングのプロ試験のため背中の名前が見えにくいと言うのが理由でした。でも女の子は良くて男の子はダメなの?日本って!日本って!と憤慨していたのは私だけのようで、本人はケロっとして髪なんかすぐ伸びるからいいじゃんってあんた!あんたの主義主張はどうしたの!

ただ単に床屋に行くのが面倒だった?エッ! 

また明日


今日はご機嫌なんです。 ジュニアの第2次プロ試験2日目、209で通過です。あと2日気を抜かないで頑張ってほしいな、しばらくプログから遠のいていたので、今までどんな事を書いていたのかすっかり忘れていました。重複していたら許してくださいね、子育て奮闘中は山ほどのエピソードがあったのに、今思い出そうとしても何も浮かばないんですよね、みなさん何かあったらコメントしてくださいね、大先輩ママとして、あんなときはこうしたよ、こんなときは、、って何かお役にたてるかも(ホントかな?)

さて、いよいよ書く事がなくなったので、永久ボツにしようと思っていたゴキブリ館の話を書いてみようかなと思い立ちました。気の弱い方はここから先は読まない方がいいかもしれないですよ、

私たち一家が初めてイギリスに降り立ったとき、友人の紹介で1軒のフラットを借りました。フラットとは日本で言うマンションかな?寝室とリビング、キッチン、バス、トイレでしたが、一家3人には充分な広さでした。50所帯くらいの大きなマンションで、一階にチャイニーズのテイクアウトのお店があったのですが、我が家はそのお店のちょうど裏側でお店のお隣りでした。今思えばひどい所でしたが、当時、日本から来たばかりの私達にはインテリア雑誌にでてくるような素敵なおうちに見えていたのです。ある日ゴキブリ発見! でもそんなに驚きません。だって、日本じゃゴキブリなんて当たり前だし珍しくもないんですから、そんなある日、息子がダンボールの箱を切り刻みガムテープを貼り付けて何やら作っていたのですが、その日は疲れてかたづけもしないで寝てしまいました。翌朝、なんとくっついていたんです。ゴキブリホイホイよろしく、ガムテープの裏側に2ひき、息子は大喜び (ん?カブトムシじゃないんだってば) ゴキブリも見慣れればかわいいもので、ペットボトルを改良して、作った虫篭の中で片足のとれたゴキブリは、息子にずいぶんかわいがられていました。何でもたべるのでしょうが、我が家のゴキ君は白菜が好物でした。さて、ここからが恐怖の始まりです。主人が夜中、びっくりして飛び起き、手にゴキブリが歩いたと大騒ぎです。でも我が家のゴキ君はちゃんと籠の中、イギリスにはゴキブリホイホイは売っていないし、仕方がないので、ガムテープを裏にして、特性ゴキホイをつくりました。朝になったら取れてます取れてます。気持ちいいくらい取れています。

それなのにまた主人が夜中に騒ぎ出すので、今度はベットのまわりにガムテープを張り巡らせました。

さて、その成果は!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

朝起きた時主人「ガムテープって茶色だよな?」 ベットの周りに黒いお、、おびがあ~!

ガムテープに隙間なくゴキブリが捕まっているではありませんか、総勢3500ぴき(これホントよ、息子とふたりで数えたんですから)、翌日2700匹、翌々日1500匹、とだんだん減っては行きましたが、1週間ほどで500匹くらいからあまり減らなくなりました。さすがに保健所に連絡をして、駆除してもらいましたが、原因はとなりのチャイニーズのお店だったそうで、3ヶ月の営業停止になりました。 病気にでもなったら大変とその後すぐに引越しましたが、これは信じられない本当の話です。ちなみにイギリスにはゴキブリはほとんどいません。ロンドン動物園に飼われているくらいだそうですよ。ではまた明日

ライブドアのホリエモンさん捕まっちゃったけど、可哀相、なにもあそこまでみんなで寄ってたかっていじめなくたっていいのに、なんて思ってしまうのは不謹慎かな?あんまり好きじゃなかったけど、でも彼はそれなりにみんなの意識を変えてくれた英雄だと私は思います。最近、猫もしゃくしも起業、起業っておおはやり、寄らば大樹の陰から自身の力で生きていこうと意識が変わってきているように感じて、日本の将来頼もしいななんて思ってしまいました。

どこかで、子供向けの企業家をめざす講習会が開かれると、今日、ニュースで見かけました。

イギリスの学校では、もうとっくに授業でやっていましたけどね。確か6フォームだったから13,4歳のころだったと思いますが、 クラスの中で6人くらいをひと組にして、どの組がどれだけ儲けるか競い合います。みんなで起業する訳です。みんなで相談しながら企画書をつくり学校からお金を借り出します。もちろん赤字でも借金を負担することはありませんが、どんなに儲けても学校へ戻すので自分達のものにはなりません。でもみんな活き活きと活動していました。息子達は、PCのマットを販売、デザインや発注や販売まで全部やらせます。結局2万円くらいの利益を上げたようでしたが、机の上だけの授業ではなく体験学習はすばらしいと思いました。ワークエクスぺリエンスと言うのもあって、これは仕事の体験学習です。2週間くらい本当の会社に出向いて働きます。アルバイトではないので、お給料は出ませんが、自分が将来つきたい仕事などを体験できる制度で、これも授業の1つとしてやっています。残念ながら、日本の教育って授業中心だから、学校に期待してもなかなか難しいなって思いますが、いろんなこと体験させてあげる事は大切、ダメダメって取り上げないで、まだ早いなんて言わないで、なんでもやらせてあげましょう、どんな才能が隠れているか発見できるかも?また明日